銀座っておいしい和菓子がたくさんあって、
どれがいいか迷いませんか?
管理人は、銀座近くで働いていた事があり、
よく取引先に銀座の和菓子を手土産として
持っていっていったり、自分用に買っていたりしました。
他のエントリーで、銀座のケーキやチョコレートもとりあげましたが、
やはり、銀座の和菓子は手土産として効果バツグンですので、
先方にとても喜ばれます。
そこで今回は、食べて良し、贈って良しの、
押さえておきたい銀座の和菓子をランキングで紹介します。
それでは、さっそく紹介しますね。
5位 銀座 鹿乃子(かのこ)の花かのこ
銀座4丁目交差点から徒歩1分にある、和菓子屋さんです。
1946年の創業ですから、意外と新しい和菓子屋さんですね。
代表的なお菓子は、花かのこです。
ちなみに鹿乃子(かのこ)とは、お餅の一種である求肥を餡で包み、
さらにその上から、蜜漬けの豆で包んだ生菓子です。
なんでも、江戸後期には庶民の間で、とても人気のあるお菓子だったとか。
そんな江戸伝統の和菓子である鹿乃子を、
銀座 鹿乃子の初代創業者が、アレンジして6色のかのこを創作。
すぐに評判になり、今では銀座を代表する和菓子となりました。
花かのこを食べて見ると、上品な豆菓子と言う感じですね。
外側の蜜豆の風味を殺さない様に、中のアンコもほど良い
甘さに抑えられています。
また、中心の餅がしっかり食べた感を補ってくれていて、
とても良いバランス感をこの和菓子に与えています。
この鹿乃子を食べながら飲む日本茶は最高です。
銀座に寄ったら、鹿乃子を必ず買って帰るという人もいるくらい、
年配の方にとてもファンが多い和菓子です。
その他の商品として、花かのこの小粒バージョンの姫かのこ、
きんつばの中に栗が入っている銀つばなどもあります。
銀つばは管理人が結構好きで、銀座 鹿乃子の前を通ると、
お土産につい買ってしまいます。
銀座 鹿乃子の2階は、甘味処になっていますので、
鹿乃子だけでなく、あんみつ等も楽しめますよ。
◆銀座 鹿乃子 本店
住所:東京都中央区銀座5-7-19 1F・2F
営業時間:[月~木・日]
10:30~20:30
[金・土・祝]
10:30~21:00
2階の和喫茶は19:00閉店(18:45L.O.)
定休日: 年中無休
連絡先: 03-3572-0013
4位 萬年堂 本店 の御目出糖(おめでとう)
銀座8丁目にある萬年堂は、創業が1617年と、
老舗和菓子屋さんです。徳川家康が亡くなったのが
1616年だと考えれば、すごいですよね。
もともとは、京都三条が創業の地だったのが、
明治時代の東京遷都と共に、東京に引っ越してきた和菓子屋さんです。
虎屋など、当時京の和菓子店の多くが東京遷都の時に、
東京に来ていますので、老舗の歴史を感じますね。
萬年堂の代表的な和菓子は、御目出糖(おめでとう)。
名前そのままで、とても縁起がいい和菓子です。
御目出糖の製法は、小豆餡や餅粉をそぼろ状にして、
固めて蒸して作っています。
見た目はお赤飯の様で、あまり味に期待できない感がありますが、
初めて1口食べる人は、意外な食感と美味しさに驚きます。
味が上品なため1口、2口と食べていくと、
じんわりと優しい甘さが口の中に広がり、
モチモチっとした食感が更に食べたくなる感を刺激します。
クセになる味ですので、子供に与えると、すぐに食べられてしまいます。
自分で食べる事ももちろんですが、慶事に萬年堂の御目出糖を
持っていくと、先方にとても喜んでもらえます。
管理人は、知り合いのお店の「開店○周年」や、
お世話になった取引先担当者の栄転のお祝いなど、
チョットしたお祝いに、笑いを込めて御目出糖を贈っています。
知っていて損はない和菓子ですので、銀座の手土産リストとして、
萬年堂の御目出糖は、ぜひ押さえておいて下さいね。
◆萬年堂 本店
住所:東京都中央区銀座8-11-9
営業時間:[月~金] 10:00~19:00 [土] 10:00~16:00
定休日: 日曜・祝日
連絡先: 03-3571-3777
3位 銀座かずやの 「かずやの煉(れん)」
かずやは、有楽町の近くの小さな雑居ビル1階にあり、
ふぐ庖丁師の免許を持つ和食のプロのご主人が
1人で切り盛りする和菓子屋さんです。
数年前にメディアで紹介されてから、
一気に銀座有数の人気和菓子店になりました。
代表的なお菓子は、完全予約制のかずやの煉 ですね。
抹茶のミルキーな感じと、ババロアとわらび餅が
混じった食感ですが、冷やして食べると、とても上品で美味しく、
3個くらいは簡単に食べられちゃいます。
スイーツマニアを自認する管理人も、
今まで食べた事がない食感ですので、
これは人気で品薄になるのも分かります。
管理人は、友人から頂いたのですが、
予約しても1ヶ月後の受け取りで
電話がつながりにくい時もあった様です。
1ヶ月後なんで待てないよ!というひとは、
「もと煉り 黒蜜がけ」をおすすめします。
こちらは、かずやの煉に抹茶風味が無いプレーン味で、
もっちり滑らかな食感を楽しめます。
もと煉りは食感がなんとなく、ゴマ豆腐に近い気が・・・
管理人はゴマ豆腐が好きなので、かずやの煉好きですが、
もと煉りもヒットでした。
かずやの和菓子は入手困難ですが、そのぶん美味しくて、
話題性抜群ですので、ぜひ試して下さいね。
◆銀座 かずや
住所:東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル 1F
営業時間:11:30~15:00 完売次第閉店の場合もあり
定休日: 日曜・祝日(月1〜2日不定休あり)
連絡先:03-3503-0080
2位 銀座 たちばなの かりんとう
銀座8丁目にある、たちばなのかりんとうと言えば、
東京かりんとう御三家の1つとして、スイーツマニアでは定番です。
ちなみに、ほかの御三家2店は、浅草の小桜と、湯島の花月ですね。
味は小桜が一番重く、たちばながあっさり軽やかで上品です。
銀座 たちばなのかりんとうは、かりんとうにありがちな油っぽさが無く、
いくらでもポリポリ食べられてしまいます。
また、姿がなんとも上品で、銀座らしい和菓子です。
たちばなは人気にも関わらず、なぜかデパートに出店していないので、
銀座8丁目のお店でしか買う事ができません。
扱っているのは、
かりんとうの細い「さえだ」と、太い「ころ」の2種類のみと、
何とも潔いラインナップです。
ころは、かりんとう生地の素朴な風味が感じられ、
さえだは、味がしみていて、外側にかかっている蜜の
ほのかに甘い風味をしっかり感じられます。
管理人はころが好きですが、
初めて食べる人は、食べやすいさえだがおすすめです。
あるいは、ころ、さえだ両方買って食べ比べても贅沢でいいですね。
包装は、袋入と、大きさの違う数種類の缶があります。
人気なのはオレンジ色のカワイイ小丸缶で、
千円台と値段も手ごろですので、手土産にも最適です。
たちばなは、メディアで良く見ますが、銀座でしか原則買えないため、
1度は食べて見たいと思っている人が、結構多いようです。
知名度・希少度・銀座らしい上品な味から、自分用はもちろんのこと、
銀座の手土産としてテッパンの和菓子ですね。
◆たちばな
住所:東京都中央区銀座8-7-19 江安ビル 1F
営業時間:[月~金] 11:00~19:00 [土] 11:00~17:00
定休日: 日曜・祝日
連絡先: 03-3571-5661
1位 空也の最中
銀座並木通りにある空也は、
いわずと知れた有名な和菓子屋さんです。
明治17年に上野池の端に創業しましたが、戦災に遭い、
昭和24年に、現在の銀座並木通りに移転しました。
空也の代表的な和菓子は、日本一有名な最中ですね。
10個1千円ほどと、銀座の和菓子にしてはお安いですが、
予約しないとなかなか買う事ができない希少品です。
ひょうたん型の小ぶりな最中は、銀座のみならず、
東京を代表する和菓子と言っても過言ではないと思います。
かんじんの味は一口サクッと食べると、少し焦がした皮の香りが
口にフワッとして、餡の素朴な風味と甘みが広がります。
文句なしに美味しい最中です。
賞味期限は約1週間ですが、当日食べれば、
焦がした皮が風味豊かのまま、パリッと美味しく頂けます。
2、3日たって、餡と皮がシットリ馴染んだ頃に食べた方が
美味しいという人もいるので、毎日少しづつ食べるのが、
管理人のおすすめです。
4日以降に残った最中を食べる場合は、
少し皮を火で炙れば、また美味しく食べられます。
まあ、そうは言っても、
管理人の家では初日に全部無くなるのが普通ですが・・・
空也は生菓子も美味しい!
実は空也は、生菓子も美味しいですので要注目です。
有名なのは、夏目漱石が大好きだった空也餅ですね。
モチモチっとした餅米の食感と、中の素朴な餡の組み合わせが楽しめます。
管理人は、最中より空也餅の方が好きですが、
空也餅は冬のある期間のみの限定なので、
なかなか食べる事ができません。
その他、空也の生菓子は黄味瓢(きみひょう)など、
季節ごとに変わるので、ぜひためしてみて下さい。
最中の予約は、ほぼ必要
空也は銀座を代表する和菓子店ですので、
予約した方が確実です。
午前中や、キャンセルが発生する午後4時以降は、
予約なしで買える場合もありますが、当日、行ってみると、
表にこんな貼り紙があることが多いです・・・
銀座でふと、空也の最中余っているかなと、
フラッと寄った時、この貼り紙があると、結構落ち込みます。
◆空也 (くうや)
住所:東京都中央区銀座6-7-19
営業時間:[月~金]10:00~17:00 [土]10:00~16:00
定休日: 日曜・祝日
連絡先:03-3571-3304
おわりに
いかがでしたか?
- 5位 銀座 鹿乃子(かのこ)の花かのこ
- 4位 萬年堂 本店 の御目出糖(おめでとう)
- 3位 銀座かずやの 「かずやの煉(れん)」
- 2位 たちばなの かりんとう
- 1位 空也の最中
いずれも人気な銀座の和菓子。
手土産にも最適ですが、食べたことが無い場合、
ぜひ1度ご自分でも試してみて下さいね。
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