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ラミー 2000 4色ボールペンのレビュー!評価と注意点は?

 

ずいぶん前になりますが、斎藤 孝先生3色ボールペン読書術

ブームになり、ミーハーな管理人はその方法を知ってから、

メモを取る時に4色ボールペンを使うようになりました。

 

始めはゼブラやセーラーなどの4色ボールペンを

使っていたのですが、 そこは何事も形から入るタイプの管理人・・・

 

良い4色ボールペンがないか文具店で探して、

アメ横名物、ダイヤストアのおばちゃんから教えてもらったのが

ラミー(Lamy) 2000の4色ボールペンでした。

 

それから月日は経ち、はや8年ほど・・・

未だにLamy 2000 4色ボールペンを使っていますので、

レビューを書いてみたいと思います。

ラミー2000 4色ボールペンとは?

ドイツの誇る筆記具メーカー、Lamy社が1966年に発売して以来、

現在も人気の超ロングセラー商品です。

 

2000年になっても通用する筆記具、というコンセプトで

バウハウス出身のゲルト・ハルト・ミュラーがデザインしました。

2000年どころか、今見てもカッコイイですよね。
lamy-2000-4-color-multi-pen1

見た目や質感、特徴、作りは?

ブラックのプラスティックボディーと、先端がシルバー色の

ステンレスの組み合わせは、とても良い質感です。

 

黒のプラスチック軸は細いライン加工されていて、何も知らないと、

木材と間違えるほどザラッとしていて丁寧な作りです。

 

この黒い樹脂が使いこんでいくと、数年後には鈍く輝くようになり、

ペンを使いこむ楽しさが味わえます。

 

また、ペンの先端、ノックパーツ、クリップは

金属パーツですが、ヘアライン加工がされていて、

樹脂部分との組み合わせがとても美しいです。

 

面白いのがクリップ横に、米粒ぐらいの大きさで

LAMY と社名が入っていて、クリップの裏にも、

こっそりと Made in Garmany と書かれていることです。

 

使い始めてしばらくたって、クリップ裏の

Made in Garmany を見つけた時は、

さすがドイツ製!と驚いた記憶があります。

 

lamy-2000-4-color-multi-pen2

 

色の切り替えが面白い!

ラミー2000 4色ボールペンの

色の切り替え方法は変わっています。

 

ペン軸の後ろに重りが入っていて、

出したい色を上に向けてノックすると、

その色が出てくる仕組みになっています。

 

例えば、クリップを上に向けてノックすると黒のリフィールが出て、

赤の場合は、クリップを下にしてノックすると出てきます。

 

普通の4色ボールペンは、色の切り替えの時に、

カチャって結構大きい音がしますが、ラミーの場合は

ジャリッと静かな音なので、会議などでも使いやすいです。

 

慣れるとペンを見なくても好きな色を出せる様になり、

面白くて便利な作りですよ。

 

色を切り替える様子は、こちらの動画で見られます。

 

全体のバランスと筆記感

4色ボールペンの適度な重さと、やや太めの軸は

とても書く時のバランス感に優れていると思います。

 

ちょっと話がズレますが、Lamy 2000シリーズは、

ラインナップによって、軸の太さが微妙に異なります

 

単色ボールペン・シャーペンはやや細く

万年筆は太めで、4色ボールペンはその中間の太さです。

管理人にとっては、4色ボールペンの軸の太さがベストでした。

 

ラミー標準のリフィールは好みが分かれるかも!?

ラミーの標準リフィールは、ヌルヌルッとした書き味で、

国産のボールペンに比べて筆跡がやや太めになっています。

 

また、いざペンを出して筆記する時に、インクの粘度が高くて、

書き出し時にインクが出てこないことが多いです。

 

そのため、紙の余白でグルグルっと書いて

インクを1度出してから、筆記する必要があります。

 

替芯を国産に変えるのもあり?ゼブラには注意!

ラミー2000 4色ボールペンのリフィールは、

国産各社が出している4C規格の替芯と互換性があります。

 

値段もラミーが約300円するのに対して、

国産は約80円ですので、国産の方が断然お得です。

 

書き出し時にインクが出てこないのは嫌いなので、

管理人は良く使う、黒と青の色を国産のリフィールに変えています。

 

ただ、注意してほしいのが、ゼブラの替芯を使ってはダメです!

 

黒・青・赤は多くの会社が作っていますが、

緑の替芯の4C規格はパイロット、ゼブラ、ラミーなどの

少数のメーカーしか提供していません。

 

そのため結構多くの人が、ゼブラの替芯

ラミー2000で使っているようです。

 

ただ、ゼブラは同じ4C規格といえ、パイロットやプラチナなどの

他の規格に比べて、微妙にサイズが大きいんです。

 

とりあえずラミー2000にも、ゼブラの替芯は使えるのですが、

リフィールの差し込み口の金属が広がってしまいます。

 

そのため、後で他のメーカーの4C規格の替芯を差しこむと、

ペンの利用時に、フィリールスルッと抜け落ちるようになります

 

もし4色全て同じ国内メーカーに統一する場合は、

パイロットを選択するのがベストです。

 

だだ、「ラミー4色ボールペンでは替芯はゼブラしか使わないよっ!」

って人は、もちろんゼブラを使ってもOKですよ。

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ラミー 2000 4色ボールペンの長所は?

少し長くなったので、長所をまとめます。

 

  • ビジネスでも使える高い質感
  • 他の4色ボールペンの様に色を切り替える時、カチッと音がしない
  • 使い心地が多くの人に評価されている
  • 色の切り替えのメカニズムが面白く、安っぽくない

 

では、短所はあるのでしょうか?

 

ラミー 2000 4色ボールペンの短所は?

このペン最大の欠点は、ペン上部と下部の接続部が弱いことです。

ネジ山部分のプラスチックが長期間使用すると劣化して、

ある時ポキッと折れてしまいます。

 

筆圧にもよると思いますが、管理人の場合、

毎日使って大体2~3年でポッキリ折れ、

今までに2回修理に出しました・・・

 

修理費用は3,500円でしたが、軸が交換され、

ぱっと見て新品と変わらないようになって帰ってきます。

 

ボールペンのフィリールも新品のLamy純正品

取り付けられていたので、納得の修理内容ですが、

金属で補強するなどして改良してほしいものです。

 

価格は?

定価で約1万円アマゾンでは5千円台ですね。

この価格を高いと見るか、妥当と考えるかは、

人それぞれといったところでしょうか。

終わりに

ラミー2000 4色ボールペンは、

チョットしたプレゼントなどにも向いていると思います。

 

学生もビジネスマンも楽しく使える、とても魅力的なペンです。

マルチペンを使う人はぜひ1度チェックして見て下さい。

 

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