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NPOへ就職したい!優良NPO法人の求人を探す方法

 

前回、 前々回でNPOについてや、

働く際の待遇などについてエントリーしました。

 

NPOとは何?NPO法人の職員は給料はもらえるの?

NPOへの就職は現実的?給料やキャリアパスなどは?

 

しかし、いざNPOの就職を考えてみても、

現在約5万あるNPO法人の中から

選ぶのは大変ですよね。

 

そこで今回は、NPO法人に就職を目指して

求人を探す際の方法や、求人を調べる際の

注意点について書いてみたいと思います。

NPOの求人を探す

すでに就職希望先のNPO法人がある場合はともかく、

NPOに志望したい場合は、一から就職先を探すことに

なるかと思います。

 

その場合は、一般のWebでの求人情報の他、

ETIC.という団体が、Driveという

NPOに特化した求人サイトを立ち上げていたり、

インターンシップを斡旋しています。

 

また、最近では学生向けに、

NPO就職フォーラムなどが

開催されているようですね。

 

NPOと言えば、少し前は有給スタッフは少数精鋭で、

新卒はほとんど採らないのがお決まりでした。

 

NPOの活動がそれだけ、社会の中で一般的になってきたと

いうことかもしれません。

 

フォーラムのWebサイトとニュース映像です。

http://www.npo-sc.org/npocft2013/index.html

 

気になるNPO法人が見つかった後に、調べる際のポイント

Webページにアクセスして

以下の点をチェックすることをおすすめします。

 

設立から何年立っているか

ある程度古いNPO法人の方が、

それだけ事業が継続しているということですので、

信頼性はもちろん高まります。

 

就職先として考えた場合は5年程度の

活動実績は欲しい所です。

 

決算情報をwebで公表しており、収入、財務基盤は安定しているか?

決算情報をwebで公表しているかが、

そのNPO法人が組織だって公益活動を行っているかを

測る目安になります。

 

NPO法人と言えども、

決算書を作成する義務は当然ありますが、

キチンと公開している法人は意外と少ないです。

 

決算情報を公表しており収入・財務基盤が

安定しているなら、NPO法人として、

しっかり活動していると思ってほぼ良いと言えます。

 

そのようなNPO法人は中規模以上がほとんどですので、

給料などの待遇も、小規模のNPO法人と比べて

良い傾向があるようです。

 

実は、決算情報の開示は大した手間ではなく、

公開しようと思えば、お役所向けに作成した決算書を

PDF化してWebにアップすれば簡単にできます。

 

それをしないのはNPO法人が小規模で余裕が無いからか、

行政サービスの下請けとしての活動しかしていないか、

あるいは、代表や役員の個人商店化している可能性があります。

 

もちろん、Webで決算情報を公開していないで

素晴らしい活動をしているNPO法人も沢山あると思います。

 

しかし、就職先として検討した場合

Webに決算情報を公開しているかは、

一つの目安になると思います。

 

少し余談になりますが、 多くの小規模NPO法人は、

支出に占める人件費の割合はかなり高いです。

 

日本はまだまだNPO=ボランティアという考えが強くて、

代表やスタッフが、給料を得ることに否定的な雰囲気があります。

 

そのため、NPO法人側も分かっているけど、

決算書をWebに公開するという事に、

消極的な傾向にあるようです。

 

いずれにせよ、岩手県山田町の復興予算を不適切に使用し

大きな問題になった 大雪りばぁねっと。の例の様な例も

出てきています。

 

NPO法人の財務情報を透明

することは求められて来るのでしょうね。

 

代表者の経歴

NPO法人の代表の経歴をチェックすることは

かなり重要です。

 

NPO法人は現在約5万存在しており、

現役の医師・弁護士から、経歴がかなり怪しい人まで

様々な人がNPO法人代表を勤めています。

 

NPOは世間から賛同を集めないと活動ができません。

 

そこで、お医者さんや大企業出身など社会的地位が高い方が

代表をつとめるNPO法人は、周囲から信用を得られるため、

組織としての基盤がしっかりしている可能性が高くなります。

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 Webだけの情報には限界が!

NPO法人に就職しても、早期に退職してしまう方の多くは、

入社前のイメージと実際が違ったことによるものだそうです。

 

多くのNPO法人は無償のボランティアスタッフ

受け入れていますので、 Webだけの情報で満足せずに、

インターン・ボランティアなどで、

活動に参加してみるのもよいかもしれません。

 

やはり、就職後に一緒に働く人の声を、

確かめておくことが何よりですね。

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